去年2度目の旦過市場一帯火災で全焼した映画館、小倉昭和館が再建に至るまでを描いたノンフィクション本がきょう発売されました。
北九州市小倉北区の旦過市場のそばで83年間営業を続けていた老舗映画館の小倉昭和館。
去年、市場一帯を襲った火災で全焼しました。
22日発売された『映画館を再生します。小倉昭和館、火災から復活までの477日』は、館主の樋口智巳さんが被災直後から再建までの、決意や葛藤を編集者が聞き取ってまとめたノンフィクション本となっています。
樋口さんは「たくさんの方々に支援していただき、応援していただき、立ち上がることができたという、読んでいただくと元気になっていただけるのでははないかと思っております」と話していました。
九州エリアの書店では23日以降に、販売が始まります。