イスラエル軍がパレスチナのガザ地区南部で攻勢を強め、行き場を失った避難民が海岸沿いに押し寄せるなど、人道危機が深刻化しています。
イスラエル軍はガザ南部最大の都市・ハンユニスを中心に激しい空爆や地上作戦を展開しています。
ガザの保健当局によりますと、この24時間で少なくとも210人が死亡しました。
戦闘が始まって以降の死者は1万7700人に上り、およそ80%は子どもと女性だということです。
また、退避を余儀なくされた数万人の住民が、エジプトとの境界や地中海沿岸まで押し寄せ、仮設テントでの生活を強いられています。
食料や水、電気も不足していて、国連機関は、「あらゆる人に飢えと病気が忍び寄っている」と訴えています。
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